Q.軟骨って再生するものなんですか?

A. 私たちが体を曲げたり伸ばしたり、と、色々な姿勢をとることが出来るのは、関節があるからです。

この関節を作る骨は、動きをなめらかにするための軟骨組織に覆われています。
この軟骨は、関節に無理な負担をかけたり、長年関節を使用しているうちに、すり減ってしまうことがあります。

しかし、あなたの膝の曲がり難さや痛み。もしかしたら、単に関節の歪みが原因じゃないですか?
思い当たる方は、「Q&A 膝を曲げると痛いんですが…」をご覧下さい。

このようなことが膝でおこれば、変形性膝関節症といわれ、膝の曲げ伸ばしの際、激しい痛みを伴うことがあります。
いざ、このようなことになると、正座もできない、立ったり座ったりの動作や歩行でさえも辛く、日常生活に支障をきたすようになります。しかし、今まで決定的な治療方法が見つかっていませんでした。

ところが、2001年1月にアメリカの医学専門誌「ランセット」に、「グルコサミンという栄養素には軟骨を再生させる作用がある」という論文が掲載されました。(Dr.レジンスター)
グルコサミンは、人間の体内にあるアミノ酸の一種で、軟骨細胞を作る最も重要な栄養素です。
このグルコサミンは、通常体内で作られているのですが、老化が進むと、合成が分解に追いつかなくなります。ですから、グルコサミンを積極的に体内に取り入れることで軟骨再生を促進させることが出来るというわけです。

グルコサミンは、カニやエビなどの甲殻類の殻に多く含まれています。しかし、グルコサミンだけを摂取すれば良い。というわけではありません。コラーゲンやヒアルロン酸、コンドロイチン等軟骨を構成する栄養素を、バランスよく摂取する必要があります。

3ヶ月以上多めに摂取することで、効果が顕れる方が多いようです。軟骨がすり減った事による関節痛でお悩みの方には、朗報ですね。

当センターでは、バランスよく摂取できるよう調整されたサプリメントも提供できるようにしています。