Q.どのくらい通えば良くなりますか?

どれくらい通えば楽になるんでしょうか。目安とかはありませんか?

骸骨の絵はがきA.大まかな目安としては、統計を取ったものがあります。

今回、症状別に来院回数をチェックしてみました。

データは、平成21年のものです。1月1日から12月31日まで。

具体的な実数を元に算出していますが、元になるデータについては、ご来院時、ご希望があれば、お見せいたします。

平成21年年間集計

平均通院回数 5.72回/1人

症状別 症状別割合 症状別通院回数
頸部痛(肩こり含む) 31.00% 4.15
背部痛 9.36% 2.43
腰痛 38.16% 4.62
頭痛 2.99% 2.24
肩(一部肩こり含む) 4.17% 2.79
0.63% 1.33
手首・手 0.31% 1.00
股関節 6.61% 8.40
1.18% 1.36
足首 1.10% 2.80
その他 4.48% 3.00
合 計 100%

注意)あくまでも、当院における、平均通院回数、症状別割合と、症状別通院回数です。また、いくつもの主訴を抱えて来られているのが普通ですが、この統計は、そのうち主な主訴2つを取り出して調査しています。

今までの感触で、だいたい5~6回くらいでしょうか。と、お話ししていましたから、当たらずとも遠からずというところ。

もちろん、それなりに我慢されてからいらっしゃいますので、単独の症状だけで来られる場合の方が少ないですから、5~6回というのは、妥当な所なのでしょう。

当然ですが、自覚症状が無くなってから、本格的な矯正が始まります。そういった説明は、ご来院された際にお話しいたします。

各症状別の説明

股関節

股関節だけ突出していますが、股関節で来院されている方の3分の1の人数で平均22.66回というデータが出ていますから、ちょっと特別ですね。

これは、器質性のトラブルが多いためです。たとえば前述の3分の1の人数の中には、先天性股関節脱臼症といった症状をお持ちの方がいらっしゃいます。

よって、直すと言うよりは楽な状態を維持する。ということに主眼を置いています。そのため、どうしても回数的には増えてしまいます。

その他

その他のほとんどは、症状が無い、健康維持で来られている場合が多いです。もちろん、健康維持で定期的に来られている場合でも、症状があれば、他の症状の項目に入りますから、数値的には少なくなりますけれど。

ですので、単純に考えると、一人当たり、健康維持のために、年間3回程度のご来院がある。とも言えます。(実際には、1ヶ月毎にご来院される方が一番多いですが、その時々、症状を訴えられる場合もありますので、他の症状に紛れてしまっている方もいらっしゃいます)

しかし、リストにはない、他の病気で来院されている方もいらっしゃいます。例えば胃潰瘍、中耳炎、生理痛や前立腺炎といったもの。

こういった方々にも、喜んで頂いています。