この記事は、広島県カイロプラクティック協同組合理事長の時代にお世話になっていた広島県中小企業団体中央会の「中小企業ひろしま」という会報に掲載させていただいているコラムの原稿です。
少し暖かく感じた2月。朝のジョギングも調子よく走っていたら、ほどけた靴ひもを反対の足で踏んでしまって、転倒。でも、高校の頃に少林寺拳法を習っていたので受け身は何とかとれましたよ。ただ、ふくらはぎに無理な力が入ったらしく、しばらくしたら肉離れになってジョギングが出来なくなってがっかりのカイロプラクター吉野でございます。
さて、ぎっくり腰後編です。前回は、ぎっくり腰を出来る限り回避しよう!というテーマに沿ってお話ししました。今回は、それでもぎっくり腰になってしまったぁ!と言うときの対処法をご案内いたします。
といっても、まぁ、カイロプラクティックの施術を受けてください。としか言えないんですけれどね。^o^;
焼き付きをおこして引っかかり、動かなくなった関節は、引っかかりを外してやらない限り止まったままですし、自分では動かすことが出来ないものです。なのでカイロプラクティック的手法で関節の動きを回復させなければ、何時までも動かない状態ですからね。
でもそれでは芸が無いので、出来るだけ痛みを引きずらない方法をご案内したいと思います。
前回、背骨の歪みで、腰の骨の関節が油ぎれをおこしてギクッとなる。というお話をしました。
座敷にあるふすま(襖)の桟をイメージして下さい。ふすまが歪んでしまい、ある程度まで開くと途中で引っかかってしまう。でも、そこから戻すとスムーズに動き、また開こうとすると、途中で引っかかってしまって動かなくなる。この動かなくなっているところがぎっくり腰の痛みを出しているところ。
つまりは、引っかかっているところまでは動く。と言う話です。引っかかりまで行くと、「炎症」が起こります。なので、炎症を起こさないようにしましょう。
腰を曲げた状態で、体を捻ったまま腰を伸ばそうとするから、腰の関節が焼き付きをおこす。という事でしたね。なら、ぎっくり腰になってしまったら、腰は伸ばさないで下さい。そうすれば、痛くなることはほとんどありません。
「へっ!?、ずっと腰を屈めたままじゃないとダメなの?」そうです。そのために腰痛になろうとも、決して腰は伸ばしてはいけません。
腰を屈めたために起こる腰痛は、お尻や腰の骨の周りの筋肉痛です。休ませればすぐに快復する疲労です。しかし、ぎっくり腰の炎症は別物です。この炎症は、関節の引っかかりを直しても、更に3~4日は残ってしまい、痛みが(動きは楽にはなるけれど)継続してしまうものです。
そして、その腰を屈めたままカイロプラクティックを受けにお越し下さい。その場で焼き付いた関節を動かせば、腰を伸ばしても炎症にならなくなります。そうすれば、3~4日は我慢をしなければならない炎症性の痛みもなく、その場で腰を伸ばし、2~3時間で取れる疲労性の腰痛の名残を残すのみで、スッキリとお帰り頂くことが出来ます。
もちろん、WHO国際基準のカイロプラクターをお訪ねください。以前、同業者とお酒の席でお話をしていたら、「ぎっくり腰は治せないからね。」っていう言葉に、国際基準の学理・技術を修めたカイロプラクターたちが凍り付いたことがありました。
正直、そのときに思ったことは、「同じお金を貰うんなら、“ぎっくり腰”くらい直してやれや。」というものでした。
もちろん、状況や状態によって快復具合は違いますし、ジワジワといたくなるパターンの場合は、ご自身での対処のしようは無かったりします。けれど、そのぎっくり腰が、あくまでも関節のトラブルから来るのであれば、カイロプラクティックで何とかさせていただきますので、是非WHO国際基準のカイロプラクティックに問い合わせてみて下さい。
姿勢を科学する ~ぎっくり腰:前編 なぜなるのか?~ 発生編
吉野俊司プロフィール
身も心もスッキリ!うるさいほどの説明に安心を添えるカイロ健康アドバイザー
広島県カイロプラクティック協同組合 前代表理事
一般社団法人全日本カイロプラクティック学会 広報担当
カイロプラクティックセンター広島(広島市東区愛宕町8-40)院長(https://imchiro.hiroshimas.in/)平成3年にカイロプラクティックを修得。その後平成7年3月に現在の場所に開院。
平成19年3月、オーストラリア公立マードック大学健康科学部カイロプラクティック学科BHSc(Chiro)コースを卒業し、国際基準の教育を修めています。
カイロプラクティックを始めて20年。いろいろな活動を通じて、カイロプラクティックの啓蒙活動を積極的に行っています。
イベントにも、積極的に参加しています。3月は、12,13日と、広島市青少年センターの「ヤングフェスタ2011」に出店します。
家族構成は、妻と中学生の男の子で、賑やかに暮らしています。
Pingback: 姿勢を科学する ~ぎっくり腰:前編 なぜなるのか?~ | お知らせ | 広島市で整体ならカイロプラクティックセンター広島、広島駅近くでWHO国際基準です