腰痛ピクトグラム腰痛持ちの初診のお客様に、施術したあと必ずアドバイスするストレッチをご紹介します。

あぐらや横座りで座ったり、イスでも長いあいだ座りっぱなしだったりすると、腰が重いような痛みになることがありますね。そんな時にこのストレッチをすると、あら不思議。背筋が伸びて腰もスッキリしますよ。

そのストレッチの対象になる筋肉は「腸腰筋」

腸腰筋ストレッチ

とここまで書けば、あとはググる方もいらっしゃるでしょう。

特に画像検索ではストレッチのやり方がたくさん出てきます。お気に入りの方法で行えばいいですよ。

でも、それでは芸がないので、こちらのサイトでもご紹介しますね。

腸腰筋ストレッチ基本形

まずは、立膝になりましょう。

  1. 両足を前後に開きます(ストレッチする側の足が後ろです)
  2. 後ろの足の膝を床につけます。(つま先は立てる方が良いでしょうが、写真のように寝かせてもOK)
  3. 上半身は立てたまま(起こしたまま)前方にゆっくり移動させます。
  4. すると膝を床につけた側の股関節が伸びます。
  5. 30秒程度、股関節の奥が張った感覚を感じながら静止してください。
  6. ゆっくり戻りましょう。
  7. →反対側も同じようにおこないましょう。

筋肉は、伸ばされると縮もうとします。でも、だいたい20秒程度伸ばしっぱなしにすると縮みにくくなります。なので、30秒もおこなえば、効果はバッチリ。左右1回ずつでもだいじょうぶ。

コツとして、2の時の膝の曲げる角度はそれぞれ90°。でも立てている前側の膝は、私的には少し開き気味の方が良いと思いますね。

注意事項

無理しない
痛みを感じるくらい強くやる必要はありません。
・ズキズキ痛い腰痛の時にはやってはいけない
ぎっくり腰の時はもちろん、引っかかった感じで動かすとズキンと痛む腰痛の時は悪化することがありますので要注意です。

もう少ししっかり伸ばしたい

もう少し筋肉を伸ばしたいけれど、股関節はこれ以上開かない。という場合は、伸びている側の骨盤を、立てている膝に近づける。というもの。

より強い腸腰筋ストレッチ

要は、骨盤を内側にひねるんです。こうすれば、さらに腸腰筋が伸びますよ。

でも、まずは基本の形から行ってくださいね。