側弯症で体中が痛かったが楽になった。帰りぎわ、あわただしい時に書いていただきました。側弯症による肩こりや背部痛、腰痛などが軽減されている方です。

正直なところ、「来るたびに」という言葉を入れなければならないのですが、側弯症の場合、背骨や肋骨への変形があるので、どうしても対症療法的な施術にならざるをえず、そのため、月1回の施術では悪化を防ぐのがせいぜいになっています。

側弯症自体は、まだ対処ができる小学生や中学生の段階で発見できるんですが、勉強や受験、部活動などで忙しく、しかも本人には自覚症状が無いため、本気で治そうという気持ちが無く、大人になって症状が出始めて後悔する。というパターンが通例のようです。

正直なところ、後々のとんでもない状態を思うと大変もったいない!としか言えません。

この吹き出しを書いていただいた方も、中学生の時には判っていたそうですが、コルセットなどを作ってはいたけれど、結局は何もしなかったのと一緒だった。とおっしゃられていました。

側弯症は、主に整形外科の分野ですが、関節の運動性が無くなっていることを無視して治療を行っているので、効果がほとんど出ていないのが現状です。その点では、カイロプラクティックで関節の運動性を取り戻し、筋バランスを含めた治療と生活環境の改善で、きれいな姿勢を取り戻すことも可能なはずなんですが。

その点で、通常では難しい医療機関との連携が可能な統合医療に期待をしています。